メタボリックシンドロームという概念とその対策への動きが高まってきています。
その一つとして来春2008年から医療保険者は40〜74歳の被保険者と被扶養者に健康診断後、保健指導の実施を義務づけられます。
世界初の試みとして世界中から注目されています。
その判断基準は: *合計4つから成り立っています。
■ウエスト周囲径
男性 85cm以上・女性 90cm以上 → (ウエスト測定は立った状態、軽く息を吐いて、へその高さで測定します。)
上記に加え、以下の3つのリスクのうち2つ以上のリスクがあった場合に、メタボリックシンドロームと診断。
1.血中脂質(脂質代謝異常)に関して 中性脂肪(トリグリセリド)とHDLコレステロール(善玉コレステロール)について基準があります。トリグリセリドは高いと異常で、一方、HDLコレステロールは低いと異常です。
トリグリセリドの値は150mg/dL以上が高トリグリセリド血症で、HDLコレステロールの値は40mg/dL未満が低HDLコレステロール血症です。高トリグリセリド血症、低HDLコレステロール血症、どちらかの異常があると脂質代謝異常があることになります。
高トリグリセリド血症があり薬剤治療中の場合、低HDLコレステロール血症があり薬剤治療中の場合、脂質代謝異常がある事になります。
2.血圧に関して 正常血圧は収縮期血圧(最高)130mmHg未満、拡張期血圧(最低)85mmHg未満です。収縮期血圧が130mmHg以上、拡張期血圧が85mmHg以上は血圧に異常がある事になります。
高血圧治療中で降圧剤服薬中の場合は、血圧異常がある事になります。
3.血糖(糖代謝)に関して 空腹時血糖の基準値は110mg/dL未満です。空腹時血糖が110mg/dL以上だと糖代謝異常がある事になります。
糖尿病の薬物治療中の場合は糖代謝異常がある事になります。
(01/28)特定健診でメタボリック>ニュース
(01/27)特定健診でメタボリック>山形県の2.5人に1人が予備軍
(01/27)特定健診でメタボリック>メタボ対策で途上国支援
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(01/27)尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>内臓脂肪を減らせ!
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(01/27)尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>尿酸と脂肪酸の関係は?
2008年02月01日
特定健診でメタボリックニュース>森下仁丹ビフィーナ便秘薬
森下仁丹、医薬品の通販を2月開始する。 まず便秘薬
森下仁丹は30日、医薬品の通信販売を2月12日に開始すると発表。同社は健康食品・食品などを通販。
今回新たに手掛けるのは、生薬由来成分のセンノシドカルシウムとビフィズス菌をシームレスカプセルで包み込んだ便秘薬「ビフィーナ便秘薬」。
現在は田辺三菱製薬を通じて店舗販売を行っているが、森下仁丹は新設する医薬品通販専用サイト「仁丹薬房」で販売する。
月間150−200個の販売を見込む。5月ごろには第2弾としてメタボリックシンドローム対策の商品を発売する予定。
ということは、便秘の解消はメタボリックの要因を激減されると考えればよいのでしょうか?(^_^;)
2008年01月28日
特定健診でメタボリック>ニュース
自治体や企業の医療保険が実施している住民健診や節目検診、老人健診に組み込まれる形で実施されるもようです。
対象は40歳から74歳で、腹囲や血圧などから内臓肥満症候群(メタボリックシンドローム)またはその前段階と認められた検診受診者に対し、保健師や管理栄養士が運動指導や栄養指導を行って生活習慣の改善を目指します。
具体的な指導としては、生活習慣の改善の必要性を説く「動機づけ支援」や個別の面接やグループ指導を通して生活習慣の改善を指導する「積極的支援」などを予定。実施回数や内容は保険者(自治体や企業)によって異なる見通し。
落後者を出さないことが課題です。 その為にも自覚と継続が必要です。自治体では、「主婦、シニアも」指導や支援
2008年4月から、高血圧や糖尿病など生活習慣病予防のために、メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の疑いがあれば運動量の増加や食事内容の改善を勧める「特定健診・特定保健指導」が始まる。
働き盛り世代の問題と思われがちですが、自治体が行う住民健診や老人健診にも組み込まれるのでシニア層も対象になります。
東京都のある区では特定健診・特定保健指導に先行する形で、2007年8月から区内在住の40−74歳までの77人を対象に「ヘルスアップ教室」事業を始めました。
体重だけでなく体脂肪率なども測定できる体組成計と歩数計を貸し出し、参加者が毎日の体重や運動量などの記録を毎週1回電子メールやFAXで事務局に送ると、保健師や管理栄養士が数値の変化に応じて、きめ細かく指導する。
1人でメタボ対策に取り組んでも、いつの間にかやめてしまったり、いいかげんになるケースが多い。同区健康生きがい部の中村一芳参事は「今回は毎日測定して参加者の意欲を維持し、毎週の個別指導で落後を食い止めています」と語る。
同区の先行実施には区内の健康計測器メーカー「タニタ」が協力し、研究スタッフの保健師や管理栄養士が、データのチェックや指導を行っています。定期的な指導を受けられる会社員と違い、主婦やリタイア層は、定期的に接触して指導や支援を行わないと継続するのは難しい。
メタボ対策事業のスタートをにらみ、同社などの計測器メーカーは、自社製品の体組成計などの販売拡大戦略の一環として、データをインターネットなどで送れば健康指導を行うサービスを既に始めている。
もう1つの柱、1日の消費カロリーを決めて、メニューを考えてゆく食事管理の継続も大変!
長年、生活習慣病患者の指導に携わってきた指導員は「指導を受けたときは野菜を増やすなどして症状が改善されても、数カ月後には不規則な食事や過食など、昔の生活に戻ってしまったという患者も少なくない」と嘆く。
皆さんは続けられますか?
2008年01月27日
特定健診でメタボリック>山形県の2.5人に1人が予備軍
県内の40−74歳の中高年男性は、2.5人に1人がメタボリック症候群の該当者か予備群!?
2008年1月27日
県が行った調査で、現状が明らかになった。
同年代の女性は5.5人に1人。県は「予備群の予備群」を含め、5年間で10%減少させる目標を掲げ、予防対策を推進する考え。
県保健薬務課によると、調査は、2006年8−12月に県結核成人病予防協会の5検診センター(山形、庄内、最上、米沢、南陽)で行われた人間ドック3万2554人分などを基に実施。日本肥満学会などによる基準に沿った。
年代別の結果は表の通り。40−74歳でみると、男性の該当者は18.8%で、予備群は22.1%。女性は該当者が7.3%、予備群は11.0%だった。診断基準はやや異なるが、全国平均(06年国民健康・栄養調査速報値)に対し、ほとんどの年代がわずかに下回っているものの、60代女性、70代女性の予備群はそれぞれ4.6ポイント、5.9ポイント高かった。
メタボリック症候群について「内容を知っている」とした人は44.0%で、39.4%が「聞いたことはある」にとどまっている。
「言葉は広まっているが、単純な肥満との違いや引き起こされる病気のリスクなど、正しい認識が浸透しているかは疑問だ」と分析する。
目標を設定:
年度内に10%減少させる。
メタボリック症候群の概念を知っている人を80%以上にする
いよいよ本格的な調査と取り組みが始まっていますね(^_^;)
特定健診でメタボリック>メタボ対策で途上国支援
メタボ対策で途上国支援 国会の食堂で試行
2008年01月26日
低カロリーメニューを1回食べるごとに、20円を途上国の子どもたちの食糧支援に??
元HIV訴訟原告の川田龍平参院議員(無所属)や自民党の川口順子元外相、社民党の福島党首ら超党派の参院議員28人が、こんな「一石二鳥」の取り組みを進める「TABLE FOR TWO推進議員連盟」を立ち上げた。
2月にも国会の食堂で試行し、首相官邸や各省にも広げたい考えだ。
議連設立のきっかけは、ダボス会議を主催する世界経済フォーラムが選んだ日本の若手リーダー6人が昨年出した提言。メタボリック症候群対策として、食堂やレストランに低カロリー食を提供してもらい、慢性的な貧困に苦しむアフリカ諸国などの学校給食の1食分にあたる20円を価格に上乗せし、寄付に回す仕組みを検討中。
事務局長の川田氏は「今年、日本で開かれるアフリカ開発会議などの場で広めたい」。政府と協力し、7月の北海道洞爺湖サミットに出席する首脳らの試食もめざす。企業の社員食堂での導入など民間への普及も図るという。
議連発起人で国民新党の亀井亜紀子参院議員は「メタボ対策で無駄な医療費も削減できる。みんなが助かるという発想です」と話している。
とても良いことだと思います。小さなところからコツコツと・・・ このような事例を健康保険組合がまねしてくれるといいのですが・・・・ 是非 是非 食糧支援品は相手国の政府ではなく直接渡せると良いですね。搾取もあるらしいので。
見た目スマートでも“隠れ肥満”>“隠れ肥満”にご用心
皆さんはどうですか?見るからにデップリとした肥満に対し、見た目はスレンダーでBMI値も正常範囲。こうした人も安心はできない。“隠れ肥満”かもしれない。内臓脂肪はとんでもない悪さをしているのだそうです。
食事で摂った糖分、脂質が燃焼し切れずに余ると、中性脂肪に合成されて脂肪細胞として蓄積されることはご存知だかもしれません。
脂肪細胞について、以前は、1度増えた数は元に戻らないと考えられていたようです。
しかし、最近の研究で、脂肪の蓄積が減れば脂肪細胞の分裂は止まり、細胞数も減少することが判明しました。これは、ダイエットは可能ということです。そればかりか、脂肪細胞自体が一種の食欲抑制ホルモンを分泌していることがわかってきました。
「人の体を維持するために、脳内には食欲をつかさどる中枢神経があって、満腹、空腹の信号を出していますが、じつは脂肪細胞自体が、満腹中枢を刺激するホルモン、アディポサイトカイン(レプチン)という物質を分泌しています。男女とも、体脂肪率が25%を超えるあたりから分泌される点が重要」のようです。
つまり、体脂肪を正常に保つ働きのこの分泌機能になんらかの異常が生じると、食欲抑制の働きが鈍り、さまざまな悪影響を及ぼします。レプチンやアディポネクチンといった善玉サイトカイン(生理活性物質)は、肥満や動脈硬化、心臓病の抑制に役立っていますが、脂肪細胞が増加かつ肥大化すると、それらの分泌が減り、逆に悪玉サイトカインの分泌が増えるということです。
「アディポネクチンはいわば体内の消防隊で、インスリンの働きや血圧、血管の異常を防いでいる。しかし、内臓脂肪がたまった状態では、その効用が失われる」と考えられます。
尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>内臓脂肪を減らせ!
健診で高尿酸値を指摘された人は、内臓脂肪が蓄えている可能性があります。逆に内臓脂肪を減らすと尿酸値を減少させる事ができるのです。
内臓脂肪を減らすのは、長時間持続可能な有酸素運動です。とはいっても、尿酸値を下げるためには走る事はお薦めしません。実は走る事自体が一時的に尿酸値を上げる可能性があるからです。
結局、誰でも確実に実行できるのは、歩くということです。
階段の昇降も歩く範疇に入ります。エスカレーター、エレベーターを極力使わずに、タクシーを使わずに、地道に歩きましょう。
ちなみに私は毎日12000歩から20000歩 歩いています。(^_^;)
尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>内臓脂肪と桶屋の関係?
なんだか難しいですね。(^_^;)
理論的にいわれても、実際はどうなのでしょうか? 内臓脂肪をCTscanで計測して、同時に血液を採血して尿酸を測定した報告があります。内臓脂肪の量(面積)が多いと尿酸が高いという結果となっています。
尿酸自体は服薬で下げることがもちろん可能です。しかし、服薬を中止すれば、また尿酸値は上昇してしまいます。根本的な解決にはなりません。
それでは、薬を使わずに尿酸値を下げるにはどうすればいいのでしょうか?
どうすると良いと思いますか??
尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>内臓脂肪と五角形の糖
肝臓では内臓脂肪から戻って来た脂肪酸を基に、また中性脂肪を合成します。
この時に六角形のブドウ糖を五角形の糖に変える回路が活性化します。この回路は、簡単に言えば中性脂肪の合成の時に必要な水素を供給する回路です。
一方、この回路できる五角形の糖は、核酸の成分の糖として利用する糖です。
核酸の材料となる糖が増加すると、核酸の成分である塩基の合成も増加して、結果として核酸の合成も増加します。核酸の合成が増加すると、核酸の代謝産物も増加します。すると、尿酸の産生が増加します
この時に六角形のブドウ糖を五角形の糖に変える回路が活性化します。この回路は、簡単に言えば中性脂肪の合成の時に必要な水素を供給する回路です。
一方、この回路できる五角形の糖は、核酸の成分の糖として利用する糖です。
核酸の材料となる糖が増加すると、核酸の成分である塩基の合成も増加して、結果として核酸の合成も増加します。核酸の合成が増加すると、核酸の代謝産物も増加します。すると、尿酸の産生が増加します
尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>内臓脂肪から肝細胞へ!
単純に考えると内臓脂肪細胞の総量が増えると、内臓脂肪全体から肝臓へ返品する脂肪の量も増加します。
実は、脂肪細胞からの脂肪は、中性脂肪ではなくて、グリセリンと脂肪酸の形で返品されます。
これは皮下脂肪でも内臓脂肪でも同じです。
ただ、皮下脂肪から返品した場合と異なる点は、内臓脂肪からの返品した脂肪は門脈を通って、最初に肝細胞が取り込む点です。
肝臓では何が起きるのでしょうか???
尿酸チェック(特定健診・メタボリック)>尿酸と脂肪酸の関係は?
尿酸が高い人は中性脂肪が高い傾向にあります。尿酸は核酸の塩基成分のプリン体(アダニン・グアニン)代謝産物で窒素を含む化合物なのだそうです。
一方、脂肪(中性脂肪)は肝臓で、糖と脂肪酸を使って、アルコールのグリセリンと3つの脂肪酸から作られます。プリン体と中性脂肪は一見交わるところがありません。
実はプリン体の前の核酸から話を始めない脂肪と尿酸は結びつかないです。核酸は、塩基+糖+リン酸からできています。ただしブドウ糖のような炭素が6つの六角形の糖(6単糖)ではなくて炭素が5つの五角形の糖(5単糖)を含んでいます。
ここに尿酸と脂肪の接点がありました。
肝臓が作った中性脂肪は脂肪細胞に蓄えます。
生化学の教科書では通常は皮下脂肪と内臓脂肪を区別をしていません。内臓脂肪と尿酸には意外な関係があったのです。
なんだか難しいと思われた方もいらっしゃると思いますが内臓脂肪と尿酸には深い関係がありそうですね。